行動制限の無い年末年始となり、新年会など地域行事もまだまだ一段落とは行かない雰囲気でしょうか。
統一地方選挙を目指す新人の皆さんについては、2月の活動がとても重要だと考えています。
その理由として
- 2月は現職県議会・市議会議員にとって議会開会中であり、活動量が減る事。
- 現職議員の活動が減っているなか活動する事で、新人が認知され易くなる事。
- 3月末から4月末の統一地方選挙スタートまでに時間的余裕があり、不足を補える事。
が挙げられます。
特に初めて選挙に出馬する新人候補にとって、今から不足している準備
(活動や物品、選挙関連の人的な準備)などを確認しておく良い機会となります。
一斉に選挙がスタートしていく時期では買いたいものが品不足になったり、人や物が手配出来ないなど直近では間に合わない事が出てくる為です。

選挙向けの広報物一式の準備は着手出来ているでしょうか?
- 選挙ポスター
- 選挙ビラ
- 選挙ハガキ
- 選挙カー一式
- 選挙事務所看板
選挙グッズの準備は出来ているでしょうか?
- タスキ
- ダルマ
- ウインドブレーカー、白手袋等
- のぼり(事前用) ※
- 各種地図
選挙に向けてその他準備は出来ているでしょうか?
- 主な支持者へのあいさつ廻り
- 選挙事務所の手配
- ウグイス、ドライバーの手配
- 事務員さんの手配
- 各種案内先の整理
選挙スタートまでの大まかな予定は考えているでしょうか?
- 候補者説明会や届出準備
- 事前の街頭活動等の計画
- 事前のポスティング等の計画
- 出陣式までの会合等の予定
- 物品の借り上げ準備、下話
これらの準備を余裕をもって進めて行く事が望ましいです。
特に選挙期間中の事を最初に挙げているのは、期日が近づいて来てからだと間に合わない可能性がありますし、物品なども同時に需要が上がって行きますので作製や入手に手間取る事にならないようにとの考えからです。
新人と現職の一番の違いは何でしょうか?
当たり前ですが一番の違いは1度名前を書いてもらっているかどうか?という事に尽きるでしょう。
言い方を変えれば認知度の大小が現職と新人の大きな差という事になります。
選挙期間中に公営掲示板にポスターを貼り、選挙カーを走らせ、街頭演説をこなした時に当選ラインまで行きませんが、一定の得票が出て来るものです。
仮に1500票の当選ラインで上記の様な票が800票あると見込みます。
自力で稼ぎ出さなくてはならない得票は700票という事になる訳です。その700票をどうやって獲得していくかに心を砕くのが事前に行って来た政治活動になる訳です。
半年前を振り返って認知度を上げる活動が出来ていますか?
政治活動には段階があります。
- 認知・・・知っている、見たことがある。
- 理解・・・〇〇党の人、〇〇駅にいる人など
- 共感・・・〇〇駅毎朝いて頑張っている、〇〇党の人なら自分の考えに近いなど
- 支持・・・次の選挙では〇〇さんと書こう
- 支援・・・〇〇さんを知人にも薦めよう
5の支援を得られる人が増えて行くと、後援会が立ち上がっていく事になります。
ですので、認知度の少ない新人候補にとっては、これから統一地方選挙までに残された時間で認知度を上げる事に注力していく必要がある訳です。
これから残された期間をどう活用していくのか?
認知を上げて行く一番簡単で誰にでも出来る活動は街頭活動(駅立ち・辻立ち)になります。
そして、これから2月の間は現職議員の皆さんは議会で時間を拘束される時期になります。
ですから、この期間を活用して街頭活動をすることで、人より目立つ活動が出来るようになります。あのスーパー、この交差点、〇〇駅など残された時間を効率よく活用することが大切です。
まずは今日出来る事を一つ一つ積み重ねて行かなくてはなりません。